Charles Mingus - Mingus at Antibes (1960年)
Charles Mingus (チャールズ・ミンガス)
Mingus at Antibes (ミンガス・アット・アンティーブス)1960年
1960年、アンティーブ国際ジャズフェスティバルでのライヴ。「直立猿人」「道化師」などの作品の1曲目のような激しいインプロヴィゼーションの曲が多く、非常に白熱とした演奏のライヴです。ミンガスは曲によってピアノも若干弾いてます。
1曲目は「ブルース&ルーツ」からの曲で、スタジオ以上のテンションで圧倒されます。2曲目は1曲目同様にこれまた激しいインプロヴィゼーションがすごい。4曲目はバド・パウエルが参加してるが、残念だが存在感は薄い。好調なときだったらもっと白熱していたかもしれない。後半もこれでもかと言わんばかりの熱い演奏が繰り広げられ、全編興奮しっぱなしになるでしょう。
この作品は「直立猿人」から始まったミンガス・ワールドの集大成的なライヴだと思います。ミンガスのライヴはいくつかありますが、これがベストでしょう。
■メンバー
チャールズ・ミンガス (b)
テッド・カーソン (tp)
エリック・ドルフィー (as)
ブッカー・アーヴィン (ts)
ダニー・リッチモンド (ds)
バド・パウエル (p)※4曲目
■曲リスト
1. Wednesday Night Prayer Meeting
2. Prayer For Passive Resistance
3. What Love?
4. I'll Remember April
5. Folk Forms I
6. Better Git Hit In Your Soul