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2012年10月の15件の記事

2012年10月27日 (土)

Paul Chambers - Bass On Top (1957年)

ポール・チェンバース ベース・オン・トップ

Paul Chambers (ポール・チェンバース)
Bass On Top (ベース・オン・トップ) 1957年

前作よりもチェンバースのベースの音色が濃い作品となったソロ3作目。ベースが全篇リードを取るという当時としては異例の作品です。管楽器奏者は今回いないのでベースの音がより目立ちます。チェンバースが主役ではあるが、ギターのケニー・バレルも活躍してますのでそちらにも注目を。

「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」はジャズ歌手、ヘレン・メリルで有名だと思うが、ここではもちろんチェンバースが歌メロを弾いている。このままチェンバースがずっとリードを取るのか不安だったが、ケニー・バレルもハンク・ジョーンズも前面に出てくれて一安心。哀愁あるメロディーのトラッド曲(だっけかな?)「懐かしのストックホルム」は、まずはケニー・バレルからスタート。そのあとチェンバース、ケニー、ハンクと続いて素晴らしいソロを聴かせてくれてこれは素晴らしい。ラストは曲の大半をベースがリードする「コンフェッシン」。これは渋くてベースがリードを取るにいい曲ですね。

この作品はベースをやってる人か、チェンバースのファンならすごく楽しめると思いますが、ケニー・バレルが参加したならケニーをメインにしたらもっといい作品になったんじゃないかなとちょっと思います。「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」はジャズ・ギタリスト、ジム・ホールがアルバム「アランフェス協奏曲」で同じく取り上げてるのと比べると、やっぱギターがメインのほうがいいですね。でもまあおもしろい作品なので、ベースの音が好きな人にぜひ聴いて頂きたい作品です。

■メンバー
ポール・チェンバース (b)
ケニー・バレル (g)
ハンク・ジョーンズ (p)
アート・テイラー (ds)

■曲リスト
1. Yesterdays
2. You'd Be So Nice To Come Home To
3. Chasin' The Bird
4. Dear Old Stockholm
5. The Theme
6. Confessin'

Paul Chambers Quintet (ポール・チェンバース・クインテット) 1957年

ポール・チェンバース・クインテット

Paul Chambers Quintet
ポール・チェンバース・クインテット (1957年)

名ベーシスト、ポール・チェンバースのリーダー作2作目。名盤「ベース・オン・トップ」と並ぶ名盤と言える作品で、ベースがリードをとるという異例の演奏がここでも聴けます。

注目はベニー・ゴルソンの「マイナー・ランダウン」や、スタンダード曲「朝日のようにさわやかに」での歌うかのようなリード・ベースは今聴いても斬新だが、けして変な感じになってないのがおもしろい。リードから一転バックに回るスリリングな演奏もよい。

この作品は次作「ベース・オン・トップ」と比べて実験的な要素は低くオーソドックスな感じなので聴き易いです。作品としての完成度はなかなか高く、チェンバースが残した数少ないソロ作の中では最高傑作と言ってもいいかもしれません。知名度では「ベース・オン・トップ」が上ですが、私はこのクインテットが好きですね。

■メンバー
ポール・チェンバース (b)
ドナルド・バード (tp)
クリフ・ジョーダン (ts)
トミー・フラナガン (p)
エルヴィン・ジョーンズ (ds)

■曲リスト
1. Minor Run-Down
2. The Hand of Love
3. Softly As in a Morning Sunrise
4. Four Strings
5. What's New
6. Beauteous
7. Four Strings (alternate take)

2012年10月23日 (火)

Wynton Kelly - Kelly Blue (1959年)

ウィントン・ケリー/ケリー・ブルー

Wynton Kelly (ウィントン・ケリー)
Kelly Blue (ケリー・ブルー) 1959年

ブルーというとケニー・バレルの「ミッドナイト・ブルー」が有名だが、ウィントン・ケリーのブルーも負けちゃいない。ビル・エヴァンスのように後ろへ回ることが多いが、それによってメンバーそれぞれの魅力を引き出すことができている。トリオ編成の曲ではケリーの素晴らしいブルース・フィーリングを存分に楽しむことができるなかなかおもしろい作品です。

代表曲の「ケリー・ブルー」は確かにいいが、ケリーのブルースを味わうなら2曲目「朝日のようにさわやかに」だ。この曲ではトリオ編成で渋い。歌ってるかのようなピアノの音に合わせてスキャットしたくなるようなそのフィーリングが最高です。ケリー作の「キープ・イット・ムーヴィング」はブルージーかつスィンギー。この曲も渋くてかっこいい。メンバーそれぞれのソロ・プレイも楽しく、これも代表曲と言えます。

個性的なプレイヤーが集まった作品ですが、パーフェクトと言える内容です。同時期の「ウィスパー・ノット」も素晴らしいですが、ブルース好きなら「ケリー・ブルー」に軍配が上がるでしょう。

■メンバー
ウィントン・ケリー (p)
ナット・アダレイ (cor)
ベニー・ゴルソン (ts)
ボビー・ジャスパー (fl)
ポール・チェンバース (b)
ジミー・コブ (ds)

■曲リスト
1. Kelly Blue
2. Softly, As In A Morning Sunrise
3. On Green Dolphin Street
4. Willow Weep for Me
5. Keep It Moving [Take 4]
6. Old Clothes
7. Do Nothin' Till You Hear From Me
8. Keep it Moving [Take 3]

2012年10月22日 (月)

Wes Montgomery - Boss Guitar (1963年)

ウェス・モンゴメリー/ボス・ギター

Wes Montgomery (ウェス・モンゴメリー)
Boss Guitar (ボス・ギター) 1963年

オルガン、ドラムによるトリオ作のたぶん第2弾。オルガンはメル・ライン(メルヴィン・ライン)が再び登場。この人はジミー・スミスと並んでもいいくらい良いサウンドを出してくれるのでかなりお気に入りです。ドラムは強い個性は無いが元気のよいドラミングが魅力のジミー・コブ。この2人との良い相性がウェスの魅力を最大限に引き出せているかと思う。1959年のトリオ作よりテンポが良く明るい曲が増え、演奏の雰囲気も楽しげなのがよい。

まず有名な「ベサメ・ムーチョ」を先頭にもってくるとはちょっと卑怯なと思うかもしれないが、この戦略は大成功。一気にこのトリオの魅力へとはまって行く。テンポよくスィンギーなアレンジにはかなり興奮させられる。「ディアリー・ビラヴド」のメロウなギターも素晴らしい。フィンガーピッキングならではの軟らかい音がすごく心地いい。スタンダード曲「酒とバラの日々」はウェスのスリリングなギターと渋いオルガンがかっこ良過ぎですね。ラストは甘いメロディーのバラード「フォー・ヘヴンズ・セイク」。ウェスの素晴らしいフィーリングは目を閉じて聴きたくなる。

ウェスのリーダー作の名盤はいろいろあるが、私はこの作品が最高傑作ではないかと考えている。ウィントン・ケリーのピアノとの相性もいいが、やっぱギターはオルガンとのほうが相性良く、また2人の素晴らしい演奏が最大限の魅力を発揮することに成功してるかと思います。

■メンバー
ウェス・モンゴメリー (g)
メル・ライン (org)
ジミー・コブ (ds)

■曲リスト
1. Besame Mucho
2. Dearly Beloved
3. Days of Wine and Roses
4. The Trick Bag
5. Canadian Sunset
6. Fried Pies
7. The Breeze and I
8. For Heaven's Sake
9. Besame Mucho (take 2)
10. Fried Pies (take 1)

新潟銘酒「久保田 萬寿」に文字をエッチング

昨日はタワレコのキャンペーンの応募ハガキを書きまくって今日出してきました。A賞のモンスターのイヤホンと、E賞のタワレコのギフトカード5,000円分を狙ってます。モンスターのイヤホンは定価3万円近いがどんな音するんでしょうかね?

さて今日は久保田 萬寿に文字をエッチングできる商品をピックアップ。

Kubota_m720
エッチングボトル 久保田「萬壽」720ml

いつだかご紹介した魔王の商品と同じとこです。瓶に刻まれたゴールドの文字がかっこいいですね。価格は魔王と同じぐらいしますが、プレゼントしたら絶対喜ばれる品物だと思います。レビューを見ると還暦、退職のお祝いに贈られてる方が多いようですね。千寿ならもうちょっとお安いですが、瓶の質感は萬寿がいいですね。一度実物見ると、誰か自分に贈ってくれないかなと思いたくなります。

別の話になりますが、今日久々にカップヌードルのミルクシーフードを久々に食べましたが、やっぱこれ最高!普通のカップヌードルと普通のシーフードは後味残るのでミルクシーフードが丁度いい。けど完食する直前はちょっと気持ち悪いかな?これはどれも共通でしょう。夜は焼きソバだったので麺ばかりになってしまった。

2012年10月21日 (日)

Milt Jackson and Wes Montgomery - Bags Meets Wes (1962年)

ミルト・ジャクソン&ウェス・モンゴメリー

Milt Jackson and Wes Montgomery (ミルト・ジャクソン&ウェス・モンゴメリー)
Bags Meets Wes (バグス・ミーツ・ウェス) 1962年

ミルトとウェスという個性的なプレイヤーがタッグ組んだやや隠れた名盤。バック陣もなかなか凄く、全員が名プレイヤーでお気に入りの人達ばかりだったのでちょっと驚いた。一人一人の音が素晴らしく豪華な音と言える。音の配置も良いのでちょっとライヴ感もあるとこも良い。選曲はブルース系がけっこう多く、なかなか渋い作品となっている。

ミルトが奏でるヴィブラフォン(鉄琴)という楽器での演奏というと甘ったるいのが多いが、この作品は曲が渋めなのでかっこよく聴こえる。スリリングな演奏とブルージーなメロディーにかなり酔えます。ミルトのヴィブラフォンはウェスとの相性もよく呼吸もピッタシ。

注目の曲は「ジングルズ」でしょう。テイク9ってそんなに演奏しまくったの?と思うが聞いてみれば分かる。非常に楽しいのだ。スリリングでハイテンション、もうノリノリで全員の楽器による会話が大騒ぎ。きっと楽しみ過ぎてたくさん録っちゃったんでしょう。

スピーカーの左右から聴こえるサム・ジョーンズとウィントン・ケリー、あとその後ろのフィリー・ジョーもみんな主張あるプレイもするが、がっちりバックを固めた演奏のときも素晴らしい。サムのベースはけっこう目立つが、これが良いビートを生み出してるように思えて非常にグッジョブだと思う。ケリーのピアノは控え気味なとこが素晴らしい背景を作り出しているかと思う。あくの無い軽やかなソロ・プレイも流石ですね。

■メンバー
ミルト・ジャクソン (vib)
ウェス・モンゴメリー (g)
ウィントン・ケリー (p)
サム・ジョーンズ (b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ (ds)

■曲リスト
1. S.K.J.
2. Stablemates
3. Stairway To The Stars (take 6)
4. Blue Roz
5. Sam Sack
6. Jingles (take 9)
7. Delilah (take 4)
8. Stairway To The Stars (take 2)
9. Jingles (take 8)
10. Delilah (take 3)

2012年10月20日 (土)

The Wes Montgomery Trio (ザ・ウェス・モンゴメリー・トリオ) 1959年

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The Wes Montgomery Trio (ザ・ウェス・モンゴメリー・トリオ) 1959年

ウェスの初期の傑作。ギター、オルガン、ドラムによるトリオ作で、ブルージーな曲が多く、演奏も非常に渋いのが特徴の作品です。ウェスのギターがたくさん聴けるので、得意のオクターヴ奏法をじっくり堪能できます。

スタンダードな「ラウンド・ミッドナイト」「イエスタデイズ」「ウィスパー・ノット」は非常にうれしい選曲で、ウェスのオクターヴ奏法とメルヴィン・ライン(メル・ラインかな?)のオルガンのベース音が響き渡るともう最高です。メルヴィンのオルガンはウェスのギターと相性が良く、「ボス・ギター (1963年)」でも素晴らしいプレイを聴かせてくれます。

ゆったりとした曲が多いのでちょっと地味に感じるとこもありますが、ゆっくり聴くに最高の作品ですので、夜ちょっと寝る前ぐらいに聴くといい気持ちになります。

■メンバー
ウェス・モンゴメリー (g)
メルヴィン・ライン (org)
ポール・パーカー (ds)

■曲リスト
1. Round Midnight
2. Yesterdays
3. The End Of A Love Affair
4. Whisper Not
5. Ecaroh
6. Satin Doll
7. Missile Blues
8. Too Late Now
9. Jingles
10. Satin Doll (Take 5)
11. Missile Blues (Take 5)

暑いのか寒いのかよく分からない。けど焼酎は旨い。

暑くなったり寒くなったりと忙しいが、今日あたりこそ秋到来でしょう。温かいものが旨いけどまだ冷たいものも欲しい。食後はアイスが欠かせないです。

さて今日も秋に合うようなものないか探してこれにしました。

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最近はテレビが面白くないという話題が上がってますね。そう感じてたのは自分だけではなかったと知った人は多いかと思います。昔はビデオテープに3倍モードの低画質で映画・ドラマなど録画して繰り返し観たりコマ送りもよくやったりしたが、最近はDVD・ブルーレイ・ハードディスクなど半永久的に保存できるようになってもそこまでして保存するようなものが何もない。週一回「たかじんのそこまで言って委員会」が観れればそれで満足。食ってばかりの番組と、面白くないクイズ番組と、芸人だらけの番組にはうんざり。部屋からテレビが消える日はそう遠くないかもしれない。

2012年10月15日 (月)

Red Garland - When There Are Grey Skies / レッド・ガーランド - ホエン・ゼア・アー・グレイ・スカイズ (1962年)

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Red Garland (レッド・ガーランド)
When There Are Grey Skies (ホエン・ゼア・アー・グレイ・スカイズ)1962年

プレスティッジでの最後の作品。名盤「グルーヴィー」と比べてしっとり系の曲が目立つ作品です。とくに1曲目のスローテンポな「ソニー・ボーイ」や、トラッド曲の3曲目「セント・ジェームス病院」の演奏がなかなかすばらしい。しっとりとしたメロディーと感情たっぷりのピアノのタッチには、そういえばこの人ボクサーだったなとふと思い出すと同時に少し驚く。こんな哀愁もだせるとは流石ですね。

上記の2曲だけでもお腹いっぱいになるので、他の曲がつまんなくなっちゃうかなと思う。それでもガーランドのピアノに魅了されるので外せない作品ですね。ガーランドはこの後、体調不良のためしばらく姿を消し、1970年代前半にカムバックします。

■メンバー
レッド・ガーランド (p)
ウェンデル・マーシャル (b)
チャーリー・バーシップ (ds)

■曲リスト
1. Sonny Boy
2. My Honey's Lovin' Arms
3. St. James Infirmary
4. I Ain't Got Nobody
5. Baby Won't You Please Come Home
6. Nobody Knows The Trouble I've Seen
7. My Blue Heaven (Previously Unissued)

Red Garland - Red Garland's Piano / レッド・ガーランド - レッド・ガーランズ・ピアノ (1957年)

レッド・ガーランズ・ピアノ

Red Garland (レッド・ガーランド)
Red Garland's Piano (レッド・ガーランズ・ピアノ ) 1957年

名盤「グルーヴィー」の次の作品で、姉妹作的な感じのする作品です。バックは引き続きポール・チェンバース (b)、アート・テイラー (ds)です。

「グルーヴィー」同様に得意のスィンギーな曲やブルージーな曲をやっているがインパクトに欠けるかもしれない。それでもガーランドのピアノの響きには魅了される。「グルーヴィー」を聴いてもっと聴いてみたいと思ったらこの作品と合わせて聴くのがベストかと思います。

■メンバー
レッド・ガーランド (p)
ポール・チェンバース (b)
アート・テイラー (ds)

■曲リスト
1. Please Send Me Someone To Love
2. Stompin' At The Savoy
3. The Very Thought Of You
4. Almost Like Being In Love
5. If I Were A Bell
6. I Know Why (And So Do You)
7. I Can't Give You Anything But Love
8. But Not For Me

2012年10月14日 (日)

Ray Bryant Trio (レイ・ブライアント・トリオ) 1958年

レイ・ブライアント・トリオ
Ray Bryant Trio (レイ・ブライアント・トリオ) 1958年

トリオ作品が好きな私ですが、この作品は絶対に外せないと言える1枚。初期は過小評価されてたようだが、この作品を聴くと個性や主張の無さは必ずしも悪い結果を生まないと思える。テクを使わずストレートな演奏が聴き易さを産み、素晴らしいタッチが奥深さを作れるレイには小細工は無用でしょう。

「ゴールデン・イヤリング」と「エンジェル・アイズ」の哀愁たっぷりの曲は見事に心に響かせてくれる。一音一音が心地よくメロディーがすごく耳に入ってくる。作曲能力もなかなかで、「ブルース・チェンジズ」は軽やかで明るくスッキリしており、これもまたピアノの音が心地よい。

後半も哀愁曲が2つ「ジャンゴ」「ザ・スリル・イズ・ゴーン」も素晴らしくけっこう聴き入ってしまう。曲の良さは1、2曲目が勝がメロディーの美しさは「ザ・スリル・イズ・ゴーン」のほうが上かと思う。やはりこういう曲でレイの演奏が光る。

全体的に気品のある演奏が素晴らしく、さらっと聴けるとこがいいです。ジャズの作品でこんなに哀愁のある曲を多く取り上げたのはなかなか無いかと思います。

■メンバー
レイ・ブライアント (p)
アイク・アイザックス (b)
スペックス・ライト (ds)

■曲リスト
1. Golden Earrings
2. Angel Eyes
3. Blues Changes
4. Splittin'
5. Diango
6. The Thrill Is Gone
7. Daahoud
8. Sonar

大量のジャズCDと銘酒のセットで秋を楽しむ

今発売中の Jazz The Best 1100 はなんとDSDマスタリング音源のものです!! がんばって集めてたのが今頃になって1,100円になるとはちょっとガクッときます。今から集める人にはかなりお得で音も最高です。今日はいっぱい購入したので聴きまくってます。

さて今日のお酒はこのセットです。

Niigata300ml6set
【送料無料】越乃寒梅が入った新潟銘酒 300ml 飲み比べ6本セット

けっこう豪華な6本セットですが、300mlという小ささなので飲み比べには丁度よい量です。お手頃価格で送料無料はありがたや。包装も対応とのことなので何かの贈りものにもいいですね。今年の秋はこれで楽しめそうですね。

最近やっと寒さが出てきたので夜ぐっすり眠れます。夏は地獄でした。エアコンはあっても丁度いい温度になりませんでした。つけとくと風邪ひきます。今日は午前中暑かったので半袖で十分でしたが、午後は涼しくなりました。私はコーヒーも好きなので秋がすごく大好きです。冬は霜焼けが酷いので嫌いです。冬よ来るな。

2012年10月10日 (水)

Bill Evans Trio - Sunday At The Village Vanguard (1961年)

ビル・エヴァンス Sunday At The Village Vanguard

Bill Evans Trio (ビル・エヴァンス・トリオ)
Sunday at the Village Vanguard (サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード) 1961年

「Waltz for Debby」と並び人気があり、同日に録音された作品でもあります。ジャズの名門クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」で録音された名作は多々あるが、ビル・エヴァンスがやっぱ最高ですね。ビルの追い求めてたトリオの完成形はいつ聴いても感動させられる。

全体的に「Waltz for Debby」に比べてテンション高めな演奏が多くカラッとした曲が多い。エヴァンスが後ろにまわる時間が多く、その分ラファロのベース・ソロがけっこう長いです。「Waltz for Debby」は完成度高い作品だが、楽しめると言ったら分かり易い「Sunday At The〜」のほうかもしれません。

個人的におすすめなのは「Solar」で、テンポが良い曲なのでラファロのソロは聴いてて楽しい。あと必ずピックアップしないといけないのは「Alice In Wonderland」でしょう。エヴァンスのディズニーシリーズはどれも好評だが、曲の良さもあるかもしれないがこれが一番でしょう。個人的には「Interplay」1962年での「When You Wish Upon A Star」もけっこう好きだったりします。あと注目しとく点は「Gloria's Step」「Jade Visions」はラファロが残した曲ということ。こういったとこでも才能があったんですね。

前回に続き、ビル・エヴァンスの名ライヴ作品を取り上げましたが、レビューがヘタなのでうまく魅力が伝わってないかもしれません。とりあえず見て頂いてCDを買う気になったのならどのバージョンがいいか迷うはずです。一番無難なDSDリマスター盤は音質の良さとボーナストラックが全部後ろにあるので同じ曲が連続してないとこが良い点です。輸入盤はものによるかもしれないが、Take1、Take2と並べられてたりしますのでライヴ感が薄まります。あとこの日のライヴを全曲収録した3枚組コンプリート盤も出てます。コンプリート盤まだ持ってないので手に入れたいとこです。

■メンバー
ビル・エヴァンス (p)
スコット・ラファロ (b)
ポール・モチアン (ds)

■曲リスト
1. Gloria's Step (Take 2)
2. My Man's Gone Now
3. Solar
4. Alice in Wonderland (Take 2)
5. All of You (Take 2)
6. Jade Visions (Take 2)
7. Gloria's Step (Take 3)
8. Alice in Wonderland (Take 1)
9. All of You (Take 1)
10. All of You (Take 3)
11. Jade Visions (Take 1)

2012年10月 8日 (月)

Bill Evans Trio - Waltz for Debby (1961年)

Bill_evans_waltz
Bill Evans Trio (ビル・エヴァンス・トリオ)
Waltz for Debby (ワルツ・フォー・デビイ) 1961年

50年も昔のライヴ作品だが素晴らし過ぎる。演奏も録音も完璧だと思います。この時のメンバーの一人、ポール・モチアンが去年亡くなり、これで天国で黄金のトリオが再結成されることになるのだが、この作品を聴くと今でもすぐそこにいるんじゃないかと思えてくるから不思議だ。それだけとても生々しい音の作品なのだ。この作品でどれだけジャズ・ファンを生み出したのだろうか?それだけ至高の作品と言えるものです。

「Sunday at the Village Vanguard」の姉妹作となる作品で、録音は同じ日に行われており、収録曲は「Sunday at the 〜」と比べて大人しめの曲が多いが、「Waltz for Debby」のほうが人気が高い。ゆったりとした曲のほうがエヴァンスに合っており、素晴らしい音を聴かしてくれるし、スコット・ラファロとポール・モチアンの音もより美しく響き渡る。とくに「My Foolish Heart」や「Detour Ahead」は何度聴いても心に染み渡る。ここはエヴァンスとラファロでなく、バックを徹底して支えてるモチアンのドラムに注目してみよう。ブラシによるスネアの音と、奥から聴こえてくるようなシンバルの音が全体を奥深くしてるように思える。そして全体を見渡すとこのトリオが奇跡と言えるほどの魅力を感じることができると思う。

良い点を上げてくときりが無い程いろいろ出てきます。聴けば聴くほど発見があるはずです。ジャズ・ファンになったら、この作品を知り尽くすことが課題になるかもしれません。

スコット・ラファロはこの11日後に交通事故によって25歳の若さでこの世を去ってしまった。キャリアはたったの5、6年なので残された音源は僅かです。最近スティーブ・キューンとの作品が出てたが、「Waltz for Debby」と比べてしまうと面白味に欠けるといった感じの評価が多いので購入はやめときました。

■メンバー
ビル・エヴァンス (p)
スコット・ラファロ (b)
ポール・モチアン (ds)

■曲リスト
1. My Foolish Heart
2. Waltz for Debby (Take 2)
3. Detour Ahead (Take 2)
4. My Romance (Take 1)
5. Some Other Time
6. Milestones
7. Waltz for Debby (Take 1)
8. Detour Ahead (Take 1)
9. My Romance (Take 2)
10. Porgy (I Loves You, Porgy)

2012年10月 5日 (金)

Charles Mingus - Clown (1957年)

Charles_mingus_clown

Charles Mingus (チャールズ・ミンガス)
Clown
邦題:道化師 (1957年)

「直立猿人」から一年後、ミンガスはまた傑作を作り上げた。メンバーは一新されたが路線は「直立猿人」と同じで、全曲ミンガス作曲なので統一間は前作よりある。前作に続き先進的でエネルギッシュな作品となっています。

1曲目「ハイチ人の戦闘の歌」は最初からミンガスがベースを聴かせてくれます。埋もれることのない重みのある音は流石ですね。管楽器やドラムも攻撃的でヘヴィだ。特にミンガスのキャリアの大半を支えたダニー・リッチモンドのパワフルなドラミングには圧倒され、ミンガスとの相性もすごくいい。

2曲目は一転してオーソドックスで渋いブルージーな曲に。

3曲目「ラヴバードの蘇生」はまずフリージャズな感じで楽器による会話が始まる。曲はやや暗い感じのメロディーが染みる渋い曲だ。この作品ではこの3曲目が目玉だと個人的に思う。

ラスト「道化師」はナレーションを入れるなど新しい試みが見られる曲で、タイトルのようにサーカスっぽい曲をミンガスらしい曲調に仕上げてる。

この作品は前作とテーマは異なるが、非常に続編と言えるような作風なので、「直立猿人」から続けて聴いてもまったく違和感無し。合わせて聴くべきものかもしれませんね。

■メンバー
チャールズ・ミンガス (b)
カーティス・ポーター (as, ts)
ジミー・ネッパー (tb)
ウェイド・レッグ (p)
ダニー・リッチモンド (ds)
ジーン・シェファード (narration)

■曲リスト
1. Haitian Fight Song
2. Blue Cee
3. Reincarnation Of A Lovebird
4. The Clown

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