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2012年10月 8日 (月)

Bill Evans Trio - Waltz for Debby (1961年)

Bill_evans_waltz
Bill Evans Trio (ビル・エヴァンス・トリオ)
Waltz for Debby (ワルツ・フォー・デビイ) 1961年

50年も昔のライヴ作品だが素晴らし過ぎる。演奏も録音も完璧だと思います。この時のメンバーの一人、ポール・モチアンが去年亡くなり、これで天国で黄金のトリオが再結成されることになるのだが、この作品を聴くと今でもすぐそこにいるんじゃないかと思えてくるから不思議だ。それだけとても生々しい音の作品なのだ。この作品でどれだけジャズ・ファンを生み出したのだろうか?それだけ至高の作品と言えるものです。

「Sunday at the Village Vanguard」の姉妹作となる作品で、録音は同じ日に行われており、収録曲は「Sunday at the 〜」と比べて大人しめの曲が多いが、「Waltz for Debby」のほうが人気が高い。ゆったりとした曲のほうがエヴァンスに合っており、素晴らしい音を聴かしてくれるし、スコット・ラファロとポール・モチアンの音もより美しく響き渡る。とくに「My Foolish Heart」や「Detour Ahead」は何度聴いても心に染み渡る。ここはエヴァンスとラファロでなく、バックを徹底して支えてるモチアンのドラムに注目してみよう。ブラシによるスネアの音と、奥から聴こえてくるようなシンバルの音が全体を奥深くしてるように思える。そして全体を見渡すとこのトリオが奇跡と言えるほどの魅力を感じることができると思う。

良い点を上げてくときりが無い程いろいろ出てきます。聴けば聴くほど発見があるはずです。ジャズ・ファンになったら、この作品を知り尽くすことが課題になるかもしれません。

スコット・ラファロはこの11日後に交通事故によって25歳の若さでこの世を去ってしまった。キャリアはたったの5、6年なので残された音源は僅かです。最近スティーブ・キューンとの作品が出てたが、「Waltz for Debby」と比べてしまうと面白味に欠けるといった感じの評価が多いので購入はやめときました。

■メンバー
ビル・エヴァンス (p)
スコット・ラファロ (b)
ポール・モチアン (ds)

■曲リスト
1. My Foolish Heart
2. Waltz for Debby (Take 2)
3. Detour Ahead (Take 2)
4. My Romance (Take 1)
5. Some Other Time
6. Milestones
7. Waltz for Debby (Take 1)
8. Detour Ahead (Take 1)
9. My Romance (Take 2)
10. Porgy (I Loves You, Porgy)

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