« お酒のボトルに彫刻文字 | トップページ | Chick Corea 「Now He Sings Now He Sobs」 1968年 »

2012年8月 9日 (木)

The Dave Brubeck Quartet 「Jazz Impressions Of Japan」 1964年

デイヴ・ブルーベック・カルテット 日本の印象

The Dave Brubeck Quartet (ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット)
Jazz Impressions Of Japan
邦題:日本の印象 (1964年)

「Take Five (テイク・ファイヴ)」で有名なデイヴ・ブルーベック・カルテットが来日直後に録音した作品。さすがに日本特有のメロディーはものに出来ておらず、なんかチャイナ風もまざっているがなんとか日本のイメージを伝えたい気持ちが伝わってくるなかなか面白い作品に仕上がっている。5曲目以外はオリジナルです。

まず「Tokyo Traffic」はテイク・ファイヴ系の親しみ易く軽快なビートの曲です。「Rising Sun」は穏やかなバラード系で、ポール・デスモンドの軟らかいサックスの音色はとても癒されます。「Toki's Theme」はその名の通り鳥のトキだと思うが、イメージとはちょっと違うモンキーダンスが似合いそうなノリノリの曲です。このアルバムの中で一番光っているのは「Fujiyama」でしょう。これまた軟らかいサックスとピアノの音色が素敵で、メロディーも美しく非常に印象に残る。「Zen Is When」は禅ですね。これはイメージ通りで、ミステリアスなピアノのメロディーがなかなか面白い。「The City Is Crying」はブルージーで渋いスタンダードな感じの曲。「Osaka Blues」は「Tokyo Traffic」と似た曲調でかっこいいのだが、失礼かもしれないが吉本のあのメロディーが邪魔をして合ってないように思えてしまう。ラスト「Koto Song」はピアノを琴っぽく弾いてるとこが面白い。けっこう日本的メロディーになってるが、やっぱステレオタイプ的な感じがする。でもなかなかメロディーは美しい。

非常にユニークな作品でもう何回聴いたことか。テイク・ファイヴが収録されてる「Time Out」の存在が大き過ぎていろんな作品が埋もれてるようにも思えますので、ぜひこの作品も手に取って頂きたい。

■メンバー
デイヴ・ブルーベック (p)
ポール・デスモンド (sax)
ユージン・ライト (b)
ジョー・モレロ(ds)

■曲リスト
1. Tokyo Traffic
2. Rising Sun
3. Toki's Theme
4. Fujiyama
5. Zen Is When
6. The City Is Crying
7. Osaka Blues
8. Koto Song

« お酒のボトルに彫刻文字 | トップページ | Chick Corea 「Now He Sings Now He Sobs」 1968年 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« お酒のボトルに彫刻文字 | トップページ | Chick Corea 「Now He Sings Now He Sobs」 1968年 »