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2012年8月15日 (水)

Chick Corea 「Now He Sings Now He Sobs」 1968年

Chick Corea Now He Sings Now He Sobs

Chick Corea (チック・コリア)
Now He Sings Now He Sobs (1968年)

後にリターン・トゥ・フォーエバー(以下RTF)を結成するピアニスト、チック・コリアのソロ2作目。アコースティック楽器のトリオ作だが、当時としては斬新な演奏と曲はスリリングでジャズの枠を少し越えているかと思う。メンバーはRTFと並ぶフュージョン・バンド、ウェザー・リポートの初代ベーシスト、ミロスラフ・ヴィトウスと、ベテラン・ドラマーのロイ・ヘインズという凄い顔ぶれ。この組み合わせで度々アコースティックの作品を出してるので、気になった方はぜひチェックを。

若きチックの演奏は深みは無いけれどテクニックや個性はしっかりしている。フリー・ジャズやラテン音楽の要素を入れたりととてもユニーク。チックと並び個性的なのがヴィトウスのベース。エディ・ゴメス並みにブンブン言わしているが、それに加えて独特な音を出してくる。音を聴けば一発で分かるぐらい個性的なのだ。こんな個性的な2人を支えるバックのヘインズのドラミングもまた素晴らしい。この次世代のジャズを苦も無く安定感良く叩きこなしている。

全体的に難解な音もあるかもしれないが、メロディアスかつちょっとシリアスな感じでけっこう何回か聴きたくなります。チック・コリアと言うとこの作品を上げる方は多いそうです。

■メンバー
チック・コリア (p)
ミロスラフ・ヴィトウス (b)
ロイ・ヘインズ (ds)

■曲リスト
1. Steps-What Was
2. Matrix
3. Now He Sings, Now He Sobs
4. Now He Beats The Drum, Now He Stops
5. The Law Of Falling And Catching Up
6. Samba Yantra
7. Bossa
8. I Don't Know
9. Fragments
10. Windows
11. Gemini
12. Pannonica
13. My One And Only Love

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