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2012年8月29日 (水)

Bud Powell - The Scene Changes (The Amazing Bud Powell) 1958年

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Bud Powell (バド・パウエル)
The Scene Changes (The Amazing Bud Powell) 1958年

The Amazingシリーズ5作目で、シリーズ最後となる作品です。暗い表情のバドとその後ろから顔をのぞかせるバドの息子(アール・ダグラス・ジョン・パウエル)の写真が非常に印象的なジャケットだが、ここから想像できるように作品全体的にマイナー調の曲が多く、重い雰囲気が漂っている。バックは安定感抜群のポール・チェンバース (b)とアート・テイラー (ds)が務めている。

バドは1950年代に麻薬やアルコールの中毒に苦しんでおり、病院の入退院を繰り返しつつも素晴らしい作品をいくつか残している。この作品では本調子とは言えないように感じるが、作曲のセンスは最高潮に達していたと思う。すべてオリジナル曲で、親しみ易いメロディーが多いので人気があります。

まず1曲目「Cleopatra's Dream (クレオパトラの夢)」はバドの代表曲。エキゾチックでメロディックなこの曲は、一度聴けばそのメロディーに惚れ込んでしまう。2曲目から4曲目まで重いメロディーの曲が続く。暗いけど上品な感じなのはバドらしいと言っていいだろうか?。個人的にはこのあたりも大好きです。暗いのから一転「Borderick」はカラッとした陽気なメロディーの曲。拍子抜けしそうだが、気分を替える良いスイッチかなと思う。

全体的に印象に残る曲が多く、初心者でも分かり易い内容です。ジャズの入り口としてオススメのひとつです。

■メンバー
バド・パウエル (p)
ポール・チェンバース (b)
アート・テイラー (ds)

■曲リスト
1. Cleopatra's Dream
2. Duid Deed
3. Down With It
4. Danceland
5. Borderick
6. Crossin' The Channel
7. Comin' Up
8. Gettin' There
9. The Scene Changes

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