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2012年7月29日 (日)

Bill Evans Trio 「Portrait In Jazz」 1959年

ビル・エヴァンス・トリオ ポートレイト・イン・ジャズ
Bill Evans Trio (ビル・エヴァンス・トリオ)
Portrait In Jazz
ポートレイト・イン・ジャズ (1959年)

ひとつめの記事投稿です。今日はまずはジャズからいこうと思います。

ビル・エヴァンスの「Portrait In Jazz」ですが、私のジャズの入り口となったアルバムです。

ビル・エヴァンスの初期はバド・パウエルの影響がけっこうありましたが、作品を重ねていくうちに内省的な演奏になっていき、この作品で完成されたと思われます。

この作品の完成にはスコット・ラファロ(b)、ポール・モチアン(ds)という存在も大きいですね。黄金のトリオと言っていい
ほど相性が抜群で、それぞれの個性も発揮されてます。ベースを演奏してる方の多くはスコット・ラファロが好きな方は多いはずです。

ドラムはフィリー・ジョー・ジョーンズと組むことが多かったが、落ち着きに欠けるので作品によってはイマイチ(インタープレイ 1962年は良かった)。やっぱモチアンか、あとマーティー・モレルがいいですね。

さて、作品の内容は黒人ジャズと違い泥臭くなくサラッとした感じで、情熱的な演奏であるが洒落た雰囲気が漂っている。軟らかいタッチのピアノが好きな人にはおすすめです。

「Some Day My Prince Will Come( いつか王子様が )」はディズニーの「白雪姫 」で有名な曲だが、最近は「坂道のアポロン」で取り上げられたりしてるのでかなり注目されてるでしょう。あの文化祭シーンでのメドレーはかなり興奮しますね。近々、中の人のライブがあるらしいですね。

個人的に好きなのはやっぱ「Autumn Leaves(枯葉)」ですね。メロディアスな曲で、スコット・ラファロのベースがたっぷり聴ける名曲です。ステレオ版とモノラル版が収録されてるが、モノラル版がよく良いと言われている。ステレオ録音がいよいよ普及し始める時期なので、ステレオがうまく活かされてないのが原因かもしれません。この時期は酷い録音だと、おもいっきし左右に寄せてしまってるのもよくあります。なのでモノのほうが気持ちよく聴けるのが大変多いです。とりあえずこの2バージョンは個人的にはどっちもいいと思いますが、連続して聴くことになるので、モノは後ろへ持っていって欲しかった。

この後、このトリオで名盤連発していくのですが、ラファロが若くして交通事故死という悲劇に。チャック・イスラエルやエディ・ゴメスなど腕のいいベーシストと組んだが、ラファロを超えることはできなかったとよく言われてます。

エヴァンスは1980年に長年の薬の乱用によってボロボロとなり亡くなっているが、このちょっと前に彼の周辺ではいろいろ悲劇が起こっているので非常に悲しい最後です。

ポール・モチアンはつい最近、チック・コリア(p)、エディ・ゴメス(b)と組んでエヴァンスのトリビュート作品を出し、健闘ぶりを見せたが残念なことに数ヶ月後にお亡くなりになられてます。エヴァンス・トリオ後はキース・ジャレット(p)とかと組んだりして他にもたくさんいい作品を残していますで是非チェックを。

このビル・エヴァンスの「Portrait In Jazz」は永遠にジャズへの入り口となるんじゃないかな?と思います。

■メンバー
ビル・エヴァンス (p)
スコット・ラファロ (b)
ポール・モチアン (ds)

■曲リスト
1. Come Rain Or Come Shine
2. Autumn Leaves
3. Autumn Leaves (Mono)
4. Witchcraft
5. When I Fall In Love
6. Peri's Scope
7. What Is This Thing Called Love
8. Spring Is Here
9. Someday My Prince Will Come
10. Blue In Green (take 3)
11. Blue In Green (take 2)

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